金沢市（本町）：酒旅 ちゃびん（居酒屋）

７月、週末の夜ごはんは金沢駅より徒歩5分にある居酒屋、酒旅 ちゃびんさんへ。

2025年2月26日にオープン、お酒に合う小皿アテからガッツリ系までアレンジされた多彩なアテが揃うお店。

設計は金沢のTANAKA建築と東京の建築プロデューサー・清水氏のコラボで、古民家を思わせる木材の温かさとモダンさが融合したお洒落な空間。

壁面の一部の小さなタイルや柱、ペンダントライトなどアクセントが効いていて、趣ある大人の酒場感を演出。

週末なので予約できるかな〜と不安ありつつも、無事カウンター席を確保！

カウンター大好きカウンター純情派がお邪魔します。

・コーン茶、レモンサワー

運転手な自分は迷わずソフトドリンク、各種お茶の中からあまり飲んだことのない「コーン茶」を選ぶ。

飲んだ瞬間、これトウモロコシだわ〜という香ばしい香りとほんのりした甘みに一瞬で気に入っちゃいました。

後日、コーン茶の水出しパックを見つけて購入するほど。

・オクラ黒粕マヨ

瑞々しいオクラに旨コクのある黒粕マヨが、アテの始まりに最適。

・トマト土佐酢漬

皮むきミニトマトが涼やかな見た目。

トマトのじゅわっと広がるジューシーさに出汁と円やかな酸味が重なり、さっぱり心地良いアテ。

・マグロホホ刺身

「お刺身盛り合わせ」も良いけれど、珍しい「マグロホホ」が気になって注文。

確か希少部位ですよね、周りを炙ってある状態で登場。

しっかりした歯応えでマグロの旨みが凝縮されていて、めちゃめちゃ美味しい！

これは一人一皿食べたいねぇ・・・笑

・トウモロコシのカラアゲ

薄衣でカリッと揚げたトウモロコシを特製のバター醤油で味付けしたそう。

トウモロコシ自体が美味しいのに、揚げ＋バター醤油の足し算とか。

香ばしく甘いトウモロコシと甘じょっぱさが堪りません。

これは夏の人気メニューでしょう。

・ひな鶏半身揚

低温調理でじっくり加熱した後に二度揚げしたひな鳥は、外はカリッと香ばしく中は骨の際までふっくら。

揚げたて熱々で食べると塩気と鶏の旨みが際立って美味しい〜。

そのままでも良いしスパイスに付けて味変しても。

・ネパール風水ギョーザ

モモ（ネパールの蒸し餃子）を思わせる一品。

スパイスソースにひたひた浸かった水餃子は皮もっちり、添えられたパクチーでよりエスニック感。

香辛料はマイルドでほっこりした異国の味がお酒に合いそう。

・加賀太キューリきんぴら

いわゆる加賀太胡瓜を炒めた金平を想像していたら、そうだこれは「おばん菜」だった。

挽き肉の旨みが太きゅうりに染み込んで中々に渋いアテ、家で真似したいよ、これは。

・ソース焼そば

〆系は数品あり、「麻婆豆腐キーマカレー」と迷って「ソース焼きそば」。

鰹節、青海苔、紅生姜、天かすがのったキャベツやもやし入りの焼きそば。

王道の薬味が全部揃っていて飽きない美味しさ。

親しみやすい居酒屋メニューがしっかり揃っていて、工夫の効いたアレンジの意外性が楽しく美味しかったです。

古民家風の空間に合う器選びも彩りがあって素敵♪

グループならば奥のテーブル席もあり、１人や２人なら一体感のあるカウンターがお勧め。

また行きたいです！